夏の庭

ゆのまえ食堂

2016年07月22日 16:12

湯本香樹実さんの小説に
夏の庭というのがあります

親戚の葬式に行ったけれど
死んだ人見たことないということで
もうすぐ死にそうな一人暮らしのおじいさんを
夏の間、見張ることにした小学生の男の子3人

少し痴呆があるその老人に
近づいて接するうちに
お手伝いをするようになり
話をするようになり
いつしか、3人のたまり場になって

庭にコスモスを植えることにも

なぜか毎年、
このタイトルということもあって
不思議にこの暑い時期に思い出す小説です

そして読み終わって、
あったかい気持ちになった記憶がよみがえります

実際の我が家の夏の庭は
草が伸びたりのうっとうしい時期でもありますけれど
できるだけ、涼しい気分で過ごせるようにしたいところです




バジルを植えています