お菓子作りのお友達
50年近く前高校生の時、
お菓子を焼いてみたくて買ったのが、
天火という名前の代物でした。
当時1万円くらいだった記憶があります。
車がなかったので、
隣町まで母とバスに乗って店に行き、
重くて大きい箱を、持ち帰ったのはよく覚えています。
形はオーブンの大きさであり、
でもそれは電気ではなく、
ガスを使うものでした。
その重たい天火をえいやっとガス台に乗せ、
ガスを出し、
当然温度設定はないので火加減でみて、
時折温度計を覗いて焼いたものでした。
もちろん、タイマーもないので
焼き終わりそうな時間は、
しっかり見張っていて、
扉を開けて焼けているか確認することが常でした。
その天火を、結婚後も扉が閉まらなくなるまで使いました。
壊れてしまった後は、
オーブンレンジには手が届かずでしたので、
その時やはり1万円で売っていたエレクトリックオーブンという、
トースターの大きいようなものを見つけて買いました。
大きさ重さも小さくなり、
あたりまえではありますが、
毎度ガス台に乗せずにすむので、
いたく感動しました。
そして、エレクトリックオーブンのあとは、
今使っているデロンギのコンベクションオーブンです。
天火から始まったお菓子作りでしたので、
ふんわり焼くタイプではなく、
焼き加減が楽しいのが好みになっています。
ハンドミキサーは、
スーパーの福袋に入っていたものを、
同じもの2個買ったのでといただいたものを、
壊れたら買い換えようと思いながら、
壊れず40年以上使っています。
でも、使い勝手を考えて
思い切って新しい仲間を買いました。
ラッセルホブスのすっきりしたフォルムのハンドミキサーです。
泡立てやピザ生地を捏ねるのに便利な、
3種のアタッチメント付きでした。
早速使ってみました。
揺れずに音も静かで満足です。
これから、お菓子作りの頼もしい仲間が増え、
楽しみが膨らみます。
そして、今日焼いたのは
レモンアイシングのお菓子です。
もうひとつ、キャラメルマーブルケーキと
珈琲タイムをもてました。
熊本の友達からみかんが送られてきました。
彼女が作ったみかんたちです。
名前も知らなかった、
みはや 、津の輝 、ジャバラ という種類のものも
ジャバラの皮は花粉症にいいらしく、
そのうちにピールを作ろうと思います。
これはゆずみたいなすっぱさもあります。
ひとつづつ
おいしくいただいています。
作り手が見えるもの、
嬉しいですね。