ゆのまえ食堂

昨日焼いたお菓子たちを連れて
熊本へ行ってきました。

専門学校時代の友達に会いたくなって、
年賀状だけの連絡だったので、
ナビで住所を探して尋ねたところ、
運よく在宅で、
すぐ帰るつもりが上がりこんで話をすることに
元気な様子でほっとしました。

彼女が住んでいる周りの家も、
熊本地震で崩壊した家も多かったそうです。
私の実家も、すでに取り壊されて平地になっているのですが、
少しずつ、新しい家も建って
弟も春出来上がる復興住宅に、
入居できることになりました。

そのあと、
連絡していた友達に会って
彼女が作っている、晩白柚をもらって




喫茶店肥後もっこすで、
珈琲豆の福袋をみつけました。
いつもは安い通販の豆で満足しているところですけど、
(安いのにおいしくて気に入ってるので、買い続けているところです）
生豆でないのが残念でしたが
買ってきました。
いい香りがします。





その帰り道、
車に乗って走り始めたところに地震があって、
携帯から地震ですの音声が流れ、
どうしようか迷ったのですが、
車中では揺れはさほど感じないということだったので、
そのまま走っているうちに
熊本に行ってることを知っているあちこちから
心配の電話がかかりました。
のんきに運転していたのですけど、
自分が気づいていないレベルの揺れだったようでした。

いつもの道を帰っていたのですが
出水の高速の入り口を通り越したようで、
ナビがいうように進んでいると、
道に迷ってしまいました。

夕方になり、
道も暗くなっていたので心細くなり、
通りがかったコインランドリーにいた人に、
道を尋ねたところ
どうにも心もとないと思われたようで
先導していただくことになり

恥ずかしいやらありがたいやらで
持っていた残り1個のお菓子を手渡すと、
初めて会う見ず知らずの人からの物なのに、
手作りならと受け取っていただけました。

おかげで無事、帰り着きました。


ゆのまえ食堂では、出前もしています。
出前の場合は、電話での対応が多いところで、
どこどこのなんとかです　　と場所と名前を伺います。

私どもがよく知っているところは、
スムーズに話が進むわけですが、
はじめての場所だと、
どのあたりでしょうかと尋ねることになります。

人に、場所を伝えることは、
案外難しいもので、
どこどこの四つ角を右に曲がって右側の2軒目とか
わかりやすい説明の場合もあったり

なかには、わかりやすいからとか
こっちのほうに来てとか（こっちがわからないのです）
もう少し説明がほしいときもあります。

いまでは、番地からの検索で
確認できることもあって、
随分便利になりました。

また時折、お客さんに道を聞かれることもあり
えーっと、そうですね
あのですね、
なんていうしどろもどろの対応になったりします。

きっと
私が聞いたおねぇさんも、
えーっと、どうしようと
何度も考え込まれ、
そのあたりの事全く知らない私への説明に、
先導したほうが早いと思われたようでした。


優しいおねぇさん
ありがとうございました。